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梨といえば、洋なしの事を思いつかれる方も多いのではないでしょうか?

普段、口にしている梨と比べてみても、いびつな形や味などに違いを感じます。
ちょっと上品なイメージがあります。


タルトやジュース、ジャムなどでも有名ですね。


ちなみに、ラ・フランスという言葉も良く見かけますが、実は日本独自の呼び名です。
ですので、本国であるフランスでは通じない言葉です。


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日本ナシと西洋ナシ



日本での洋なしの主な産地は、山形県や長野県です。



なし(梨)は、バラ科ナシ属の植物で、日本ナシ・中国ナシ・西洋ナシ(洋なし)に区分されます。



日本の西側(本州・四国・九州)と朝鮮半島南部、中国の中南部にかけて

『二ホンヤマナシ』という原生種が自生しており、これが日本の古来から改良されながら栽培されているものになります。



静岡県の登呂遺跡からは、梨の種子が出土しています。


日本最古の記録では、『日本書紀』に残っています。
持統天皇が全国に梨の栽培を奨励された記録が残されています。


梨の品種は、現在では300種もありますが、その中でも有名なものは
赤ナシ系の『豊水』や『幸水』、青ナシ系の『二十世紀』です。


赤ナシ系は、甘みが強く、青ナシ系は、果汁が多く、さっぱりした味です。




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梨のメリット

①梨は90パーセントが水分で、しかも甘いので『水菓子』ともいわれていることがあります。

皮の下の甘さは、ショ糖と果糖からできているので、アリが良く集まる果物でもあります。

梨をジューサーにかけて、はちみつを加えて、とろ火で煮詰めたものを飲むと、のどの炎症や咳に効果的だと言われています。



②梨のジュースは、アルコールの酔いさましにも効果的だと言われています。
成分内に、消化酵素を含んでいて、肉類のたんぱく質の分解を促進してくれる力も秘めているので、肝臓を保護してくれます。








梨のデメリット

①梨には、身体を冷やす性質があるので、虚弱体質の人や、妊婦さんにはお勧めできません。

②胃腸が調子悪くなってしまう恐れがあります。理由は、梨特有の消化の悪い石細胞があるためと言われています。





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まとめ


メリットやデメリットなどはいろいろあるものですが、梨を口に入れた時の食感やみずみずしさには、魅力があると思います。

適量を守って食べていたら、何も問題もなさそうです。


洋なしの存在もありますが、やはり洋ナシだけに、西洋の料理やお菓子にピッタリフィットするものを感じます。

日本人には、大昔から存在する地場の梨が一番合っているとも思います。


各国の文化が各々構築される土台には、このように、その土地に適した食材がずっとあって、次の時代に残っていくものだなと思いました。