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赤魚(あこう)について

シンプルに、色が赤いから、赤魚(阿候)と書きます。


赤魚を買う時に、気をつけなければいけないことがあります。それは、赤魚を買ったつもりでも、実は目抜(メヌケ)を買わされている恐れがあるということです。ちなみに、目抜は大味です。


どちらも同じ眼張科の深海魚なので、姿形がとても良く似ているので、赤魚の知識がなければ、赤魚と目抜の区別が全くつきません。


同じ魚の種類になるので、本当は細かい区別はどうでもいいのですが、味が違うのです。 
目抜の場合、脂はのっているのですが、味が大味で、本物の赤魚と比べると美味しくないです。 
 


赤魚と目抜のシンプルな見分け方


① 色で見分けます。目抜は真っ赤ですが、赤魚は橙色をしています。シンプルに赤魚の方が白っぽいと覚えておけば良いと思います。


②ウロコで見分けます。ウロコは目抜の方が大きいです。逆に赤魚のウロコは目抜けより小さいので、小さいウロコの魚は、ツヤがあるように見えるので、赤魚の方が色ツヤがよく見えるということです。目抜はウロコが大きい分、ウロコが落ちやすいです。ですので、一匹で買う時はエラと光沢だけでなく、ウロコの落ち具合も見ることがベストです。


赤魚よりまずい、と言いましても、目抜は刺身でも食べる高級魚です。特に冬は脂がのって美味しいです。


また難しいことに、切り身になると、まず赤魚と目抜の区別は全くつきません。プロでも難しいと思います。
鮮度だけで良いものと判断するのでしたら、血合の赤いほうがいいです。血合が黒くなっているのは古いです。
ですので血合が赤く、身が透き通っているものを買うほうがいいです。



目抜には、種類があります。 

代表的なのが ①マ目抜  ②コウジン目抜 ③バラ目抜 で、この中でも一番美味しいのがコウジン目抜です。

よくあることですが、冷凍の目抜は買わない方が無難です。なぜなら、脂がのっているので、冷凍にすると味が極端に落ちるからです。


赤魚の刺身は、味が石鯛に似ています。口当たりがさっぱりとしていて美味しいです。


赤魚を調理するときに、気を付けなければいけない事は、必ず調理の前に、皮へ包丁目を入れておくことです。
それをしないと、皮が縮んで、見た目が悪くなるからです。鯛や甘鯛のようにはいかないので、これは要注意ポイントです。


深海魚にはビタミンAが多いとされています。ですので、赤魚や目抜もビタミンAが多いです。
なぜかと言いますと、深い海の底には、光が少ないので、魚が物を良く見るのにはビタミンAがたくさん必要になるためということです。


深海魚を食べると、もしかしたら疲れ目に効果があるかもしれません。