畑で育つズッキーニ


ズッキーニは、若干高い野菜だとイメージされている方も多いみたいです。

しかし、とても使いやすくて独特の特徴もあり、夏にはなくてはならない野菜のひとつです。


ちょっとした特別な日にズッキーニを使うだけでも、簡単で美味しいメニューが作れると思いますので、使いこなせるようになっておくことも面白くて良いと思います。


そんなズッキーニですが、掘り下げてご紹介します。


ズッキーニについて




ズッキーニは、ウリ科になります。


このズッキーニという野菜の特徴は、一見キュウリにも見えます。そして生食には全く向きません。
煮込んだり、ソテーしたりして用いる素材です。料理の手法はやはり、西洋の技法に向いています。





一度、実験で種から育ててみました。



何個か収穫することはできたのですが、その時に感じたことは



①結構な場所をとりますので、株間は広めのほうが良いです。葉も大きいので、思っていたより大きくなりました。

②ウリ科ですので、うどんこ病にかかってしまいました。その結果、途中で断念せざるをえなくなってしまいました。

③空中に吊るしながら栽培できることを後で知りました。空中栽培のメリットは、虫にやられにくいことです。
 今度はこの方法で実験したいと思います。



ということでした。






ラタトゥイユ





ズッキーニを用いる代表的な料理といえば、なんといってもラタトゥイユです。TANTO屋でも頻繁に作っています。
夏野菜を各種加え、オリーブオイルで炒め煮にします。水分は一切加えません。野菜の甘味が舌にずっしりときます。
ズッキーニを抜きにしてはラタトゥイユは成立しません。




特に丸いズッキーニの場合、ウリ科に属するだけあって縦半分に切ると、中に種が詰まっています。これは捨てます。
白い果肉だけを使用します。肉質がしっかりしているので、切り分けて中をくり抜いて、詰物の器とすることもあります。
肉料理、魚料理の付け合せに適しますが、詰める素材に工夫を凝らせば一品の野菜料理として充分に適用するものが出来上がります。




●緑黄種と黄色種の二種類あります。長さ20センチ前後のものが味わいも良いですが、ものによっては50センチもあるような巨大なものにお目にかかることもあります。丸形のズッキーニも存在します。



珍重されるのは、まだ花がついている幼果です。花つきズッキーニといい、まるで花丸きゅうりそっくりです。花に肉や魚を詰めてお店では出します。


形があまり大きくなく、爪が容易に立つくらい皮の柔らかいものが良い状態のものです。部分的に柔らかかったり、水っぽかったりするものは避けます。傷みやすいのですぐ調理してしまうのが良いです。




ズッキーニの成分は、ビタミンAが多いです。カロリーが少ないので美容食にも最適です。



ズッキーニは、かぼちゃの仲間でペポかぼちゃに属します。サマー・スクワッシュとも呼ばれますがズッキーニ
という名はイタリア人がつけました。

原産地は中米ですが、ヨーロッパでは古くから食用とされていました。日本で頻繁に見られるようになったのはまだまだ最近のことです。クージェットと一般に呼ばれることもあります。


最近では、ご家庭で作る料理にも変化があり、西洋野菜も手に入りやすくなったためにズッキーニも浸透してきました。今後もこの傾向は続くと思われますが、実際に定着してスーパーに並ぶ品種は、どのくらいになるのか楽しみでもあります。