huxa-be.jpg


先日、加古川で育ったファーべ(イタリアのそら豆)を、宮脇さんから実験的に頂きました。

ツヤがあって、色が濃く、ボリュームもあるので見た目も映えます。


確かに、風味がチーズや質の良いオリーブオイルと美味しい塩と、良く合うと思います。


そのままサラダとして使用できるのも、特長の一つですね。


日本のそら豆より、独特のクセがあまり感じませんでした。


ですので、日本のそら豆が苦手な人でも、ファーべなら食べれるといった方が出てくるかもしれません。




ファーべの歴史をさかのぼると、なんと紀元前3000年の古代から食されていた豆なのだそうです。


定植時期は11月で、収穫時期は5月中旬~6月中旬ですので、越冬させるわけですね。

イタリアでもこの時期は特に人気の旬の味ということで、生のままさやを開けて、薄皮は着いたままのまま、羊の乳から作るペコリーノチーズをつけて食べるのが伝統になっています。


さやのままオーブンで焼いてもおいしいです。アルコールに合う旬のおつまみとしても、楽しめそうです。


日本人に定着するかどうかはまだわかりませんが、ブームで終わってほしくないところです。



最近、珍しい野菜が沢山登場しているのをよく見かけますが、3年後くらいに、どの程度需要が見込めて生き残っているのか、大変気になります。

もし定着できれば、毎年のその野菜の旬の時期には楽しみが一つ増えますね。