オレガノのハーブ


オレガノの特徴について



オレガノは、トマトソースに欠かせないハーブですので、TANTO屋でも創業時からよく使用しています。 

オレガノはシソ科に属すハーブです。



 


オレガノの歴史や使用方法について




オレガノ独特の、くせのある香りと苦味のある葉は、一昔前では肉の意臭み消しとして使われることが多かったようですが、交通機関、流通機関の発達や、保存技術の向上により、臭み消しというよりは、香りを活かす使い方に変わってきた流れになっています。


特にイタリア、メキシコ料理には欠かせない存在です。


トマトとオレガノとの相性は、とても良い香草としても有名です。

トマトと一緒に煮込んだり、 みじん切りにしてふりかけたりして使います。トマトソースを使用するピザにも欠かせない存在で、良く合います。


フランス料理では、プロヴァンス地方の数種の香草を混ぜた『エルブ・ド・プロヴァンス』というものにはオレガノは含まれていますが、オレガノそのものを単独で使うことは少ないように、その国や場所が変われば、使い方は全然変わってきます。

生よりも乾燥させたもののほうが使いやすく、香りも強いのが特徴です。水分が抜けることにより、凝縮しているわけです。


オレガノは南フランス原産の『マージョラム』の仲間です。

寒さに強いマージョラムとオレガノは性質も外観もあまり似ていないです。



オレガノの花について


オレガノの花が咲いている


オレガノは、地中海沿岸原産の多年草です。

草丈が30~60mほどに生長し、6月~9月に、紫紅色の花を咲かせます。

生育時の特徴なのですが、普通はつるを伸ばして広がって育ちますが、夏になると茎が立ち上がって、その先に紫紅色の花が咲きます。

その花は、上の画像で確認できます。


オレガノの花言葉は「あなたの苦痛を除きます」といいます。

花言葉の由来は、オレガノ自体の葉や茎に殺菌作用や鎮静作用があるので、民間療法で古代から用いられてきたことです。