唐辛子について
『唐辛子』という言葉を聞くだけで、なんだか汗がでてきそうな感じになってしまうくらいの強烈さを持っています。
料理にかかせないものでもありますが、使いすぎると、辛さを通り越して目や口の中に痛さを感じるほどです。
唐辛子はナス科になります。
命名からして、日本原産の野菜ではないことは、一目瞭然です。
唐の辛子、海を渡ってきた辛子です。
皮と種に辛味があり、その刺激性を調理に利用します。
熟すと赤くなりますが、食用とするのは未熟の濃緑色の実が主で、熟した赤いものは乾燥させて香辛料としま
す。鷹の爪がこれに当てはまります。
辛さがウリの唐辛子ですが、改良されて辛味をおさえた『しし唐辛子』が作り出されています。
赤唐辛子の良いものは、しみなどがなく、形や大きさが揃ったものが良いです。しし唐辛子は色鮮やかで張りのあるものを選びます。
葉とうがらしは葉先までみずみずしいものが良いです。
唐辛子の成分や原産地
ビタミン類を多く含んでいますが、辛味が強い品種ですので多量には食べられません。
葉唐辛子もビタミンCなどが多いです。
また、冬の寒い時に靴下を2枚重ねてその中に入れてはくと保温に役立つともいわれていますが、僕はまだ試したことがありません。。。
中南米が原産地域で、栽培の歴史は古いです。かの有名なコロンブスによってヨーロッパに伝えられ、日本へは十七世紀にポルトガル人が伝えました。
バンショウという名もありますが、南蛮人が持ち込んだ辛いものという意味です。
赤唐辛子は七味、トマトケチャップ、漬物などに使われます。
代表的な品種は鷹の爪です。葉唐辛子は佃煮にするのが一般的です。
また辛くない品種には、ししとうがらし、伏見甘とうがらしなどがありますが、総称して、ししとうがらしと呼ばれています。
TANTO屋では、使用料は少ないですが、必需品でもあります。
加古川さんの鷹の爪で、自家製のタバスコ(ホットソース)を作っていますが、熟成させる時間はかかるのですが美味しいです。