今年に入って、まだ2回目の収穫とのことですので海苔自体、細くて繊細です。
生の海苔は『生ならでは』の良さがあり、実際に手にしてみないとわからないことが沢山ありました。
磯の香りたっぷりで厨房で色々料理していますと、なんだか浜辺にいる気分になりました。
香りが人に与える影響って、凄く大切だなと思いました。
大濱さんも、飲食店に直接持ってこられるのは初めてということで色々話を聞いてくれました。
実際に作ったものをご紹介します。
加古川産の生海苔で作った、つくだ煮
シンプルに、海苔のつくだ煮を作って、アツアツのご飯に乗せれば美味しいだろうな~。と思いついたので作りました。
簡単レシピ
(材料)
生海苔 200g
酒 1/3カップ
醤油 大匙4杯(15cc×5)
味醂 大匙3杯(15cc×4)
(作り方)
①生海苔をざるにあけ、流水できれいに洗います。
②水気を切ったら鍋に入れ、全ての材料を加えて弱火で煮ます。
③焦げ付かないように、たまにかきまぜながら、煮汁がほとんどなくなるまで約10分程煮ます。
④火からはずし、粗熱がとれたら瓶に詰め、完成です。冷蔵庫で2,3週間保存可能です。
これだけで、とても美味しいつくだ煮ができます。
ちなみに、味醂は本みりんです。
生海苔の酢の物
生海苔のあっさりした一品が欲しいと思ったので、酢のものを作ってみました。
(材料)
生のり 200g
生姜 大匙1杯 (15cc×1)
白ごま 大匙1杯 (15cc×1)
酢 大匙2杯 (15cc×2)
ポン酢 大匙2杯 (15cc×2)
砂糖 大匙1杯 (15cc×1)
(作り方)
①生海苔をボールにを入れ水で洗い、ざるにあげて10分間水気をとります。
②①の生のりをボールへいれます。
③生姜は、おろし器でおろしていれます。(おろしてある市販のものでもOKです。)
③酢、ポン酢、砂糖入れ、味を均一にするためにやさしく混ぜます。
④器に盛り付け、白ごまを全体にふりかけて完成です。
地元加古川の、生海苔です(大濱さん)のまとめ
今回の2品は、まかない用として作ってみました。
やはり、元々の生海苔の新鮮さや風味がバツグンに良いので、素材そのものを活かしたものが作りたくなりました。
しかし、地元の加古川で、こんな美味しい生海苔が手に入るなんて、意外で思ってもみませんでした。
大濱さんの海苔のことを知ったのも、地元でも顔の広い方がご紹介してくれたからで、もし、紹介いただけなかったら、ずっと知らないままの可能性があったからかもしれません。
SNSが発達しているからとはいえ、情報が膨大すぎて、なかなかしっかりアンテナがはれていない自分もいたりします。
味付け海苔も作られているということですので、出来れば、飲食店向けにも何かアイテムを作っていただければ、新たな販路が生まれるかもしれません。